女性はブランド品が好きです。それはブランド品が自尊心を満たしてくれ、自分に自信を持たせてくれるからです。高品質で高級なバッグや洋服、ジュエリーを身に着けていると差別化が図れ、自分だけ特別な淑女になった感覚すら起こります。そして多くの女性から羨望のまなざしで見られ、さらに自尊心が満たされるわけです。

中でもフランスの高級老舗メゾンのブランドは日本人女性に特に人気があるのです。日本人はフランスやヨーロッパへの憧憬が深く、ライフスタイルやパリジェンヌに憧れが強いためです。エルメスはブランドの中で最も人気があると言っても過言ではありません。ブランドの中でも価格帯が最も高く、誰もが気軽に簡単に手に入れることが出来ないので希少価値が高く人気となってるのです。エルメスのBirkinというと、世界で最も高いトートバッグとして有名です。由来は女優のジェーン・バーキンから名前をとっており、何でも気軽に物を入れられる汎用性の高い鞄としても有名です。

ノートやパソコン、化粧品や一泊二日程度の旅行用具であれば十分入るほどの収容力があります。そのため女性のビジネスシーンでも似合う鞄であるのは言うまでもありません。

しかしながら、バーキンは本来の目的とは異なり社会的地位や財力を表出するアイテムとなってます。そのためビジネスや旅行シーンではなく、パーティーや食事会、お見合いにデートなどに似合うと日本人女性は認識しています。

実際ハリウッドのパーティーやメットガラパーティー、カンヌ国際映画祭などではパーティードレスにバーキンをコーディネートしたり、ミニサイズのバーキンをパーティーのクラッチバッグに代用する姿がパパラッチされてます。これほどセレブリティに愛用されるバッグは他になく、資産価値としてコレクションする人も珍しくはありません。

バーキンの価格帯は数百万円であり、成功の象徴でもあります。そのため株式投資で成功した女性は、成功の証として株式投資セミナーにバーキンを意図的に持っていく人もいます。